●対象ワークの拡張 今までロボットで溶接することが困難だった狭い間隔のニップル溶接も可能としました。 ロボットでの溶接が困難であった長尺ニップルの溶接にも対応できる特殊溶接ノズルを開発しました。
●品質の向上 溶接によりヘッダーに歪が発生した場合でもセンサーセンシングによりニップルの溶接位置を補正し溶接品質を確保しました。 デジタルパルス電源の採用によりスパッタを最小限に抑え溶接の品質を向上させました。 予めノズル交換時期を設定することを可能とし、溶接欠陥を未然に防止できる機能を付加しました。
●生産性の向上 ニップルの位置検出のセンシング時間を大幅に短縮しました。 オフラインシステムを採用し、ロボットが稼働中であってもその他のワークをティーチングすることが可能としました。
●イージーオペレーション ニップルの位置を自動照合し人的イージーミスを排除しました。 本システムには、タッチパネルから、溶接条件(電流・電圧・速度)を任意に設定可能としました。 タッチパネル上でニップル間隔の自動割付機能を標準装備しました。 ノズルクリーナ、ワイヤーカット、スパッタ防止液のタイミングをタッチパネル上で設定可能としました。
●過酷な環境からオペレータを解放 ロボットを採用することにより予熱されたヘッダー及び溶接されたニップルの高温化から溶接オペレータを解放できます。
●脚長/アンダーカット/ニップル先端部自動計測 センサーにより、脚長、アンダーカット及び長尺ニップルの先端位置の自動計測が可能としました。